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筑摩選書

3・11後の社会運動

——8万人のデータから分かったこと

反原発・反安保法制運動には多数の人が参加した。なぜ、どのような人が参加したのか、膨大なデータから多角的に分析。今後のあり方を考える上で示唆に富む労作!

定価

1,650

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01698-0

Cコード

0336

整理番号

191

2020/06/15

判型

四六判

ページ数

224

解説

内容紹介

ピーク時には一カ月で延べ一〇〇万人が参加した反原発デモ。国会前や各地で繰り広げられた反安保法制デモ―。一九七〇年以降、社会運動が退潮していった日本で、三・一一後に大規模デモが復活したのはなぜか。どのような人が、どのようなきっかけで参加したのか。大規模デモが発生し持続し得た理由を、約八万人のデータを用いて多角的に分析し、新たな知見を導き出す。三・一一後の大規模デモと、これからの社会運動を考える上でも示唆に富む労作の誕生!

目次

第1章 個人化時代の社会運動―目覚まし時計としての三.一一
第2章 抗議の波の到来?―誰がいつ参加したのか
第3章 若者はSNSの夢を見るのか?―「運動を知らない」世代の運動参加
第4章 おひとり様のデモ参加?―個人化・SNS時代における運動の参加形態
第5章 デモ参加をめぐるジェンダーギャップ
第6章 動員の限界―何が運動の広がりを阻むのか
第7章 三.一一後の社会運動は参加者をどう変えたか
補遺 調査と分析で用いる変数について

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