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筑摩選書

中国共産党、その百年

創立百周年を迎える中国共産党。いかにして超巨大政権党となったのか、この組織の中核的属性はどのように形作られたのか、多角的に浮き彫りにした最良の通史!

アジア・太平洋賞特別賞(第三三回)/司馬遼太郎賞(第二五回)

定価

1,980

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01733-8

Cコード

0322

整理番号

214

2021/06/15

判型

四六判

ページ数

384

解説

内容紹介

第33回アジア・太平洋賞 特別賞受賞!創立百周年を迎える中国共産党。いかにして超巨大政権党となったのか、この組織の中核的属性はどのように形作られたのか、多角的に浮き彫りにした最良の通史!

目次

第1章 革命の党の出発(「中国共産党」の起源
コミンテルン―中共DNAの来源 ほか)
第2章 権力への道(農村革命と中華ソヴィエト共和国―革命根拠地という場
長征―党自立への転機 ほか)
第3章 毛沢東とかれの同志たち(毛沢東を知ることの意味
毛沢東のパーソナリティ―どんな青年が共産党員になったのか ほか)
第4章 人民共和国の舵取り(巨大政権党の今昔
戦争の中の船出―新生国家の原体験 ほか)
第5章 革命を遠く離れて(脱文革の模索―何が中国共産党をもたせたか
「改革開放」の光と影―一九八九年の民主化運動 ほか)

著作者プロフィール

石川禎浩

( いしかわ・よしひろ )

1963年生まれ。京都大学大学院文学研究科史学科修士課程修了後、京都大学人文科学研究所助手、神戸大学文学部助教授を経て、現在、京都大学人文科学研究所教授。京都大学博士(文学)。中国近現代史を専攻。著書に『中国共産党成立史』(岩波書店)、『革命とナショナリズム:1925-1945(シリーズ中国近現代史 3)』(岩波新書)、『赤い星は如何にして昇ったか』(臨川書店)、編著に『中国社会主義文化の研究』(京都大学人文科学研究所)、共訳書に『梁啓超文集』(岩波文庫)などがある。

この本への感想

文章が、普通の主婦の私にも分かるように書かれていて、読みよい本でした。中国のことをこんな風に分かり易く解説してある本を読むのは初めてで、表だけでは判らないことの説明がとっても腑に落ちるように説明してあって、一気に読んでしまいました。もう一度ゆっくり読んでみたいと思います。

あーや

さん
update: 2022/04/13

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