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ちくま文庫

芥川龍之介全集 3

「きりしとほろ上人伝」「蜜柑」「竜」「魔術」「鼠小僧次郎吉」「舞踏会」「尾生の信」「黒夜聖母」「或敵打の話」「素戔嗚尊」「南京の基督」他9篇収録。 【解説: 稲垣達郎 】

定価

990

(10%税込)
ISBN

978-4-480-02083-3

Cコード

0193

整理番号

-3-3

1986/12/04

判型

文庫判

ページ数

528

解説

内容紹介

初の文庫版全集第3巻。「蜜柑」「きりしとほろ上人伝」「或敵打の話」他17篇収録。

目次

きりしとほろ上人伝
蜜柑
沼地

疑惑
路上
じゅりあの・吉助
妖婆
魔術

鼠小僧次郎吉
舞踏会
尾生の信

黒衣聖母
或敵打の話

素戔嗚尊
老いたる素戔嗚尊
南京の基督

著作者プロフィール

芥川龍之介

( あくたがわ・りゅうのすけ )

1892-1927年。東京の下町生まれ。幼いころより和漢の書に親しみ、怪異を好んだ。一高、東京帝大英文科にすすむ。在学中に書いた「鼻」が夏目漱石の激賞を受ける。しばらく教員生活をしたのちに創作に専念、第一創作集『羅生門』によって文壇の地位を確立。以後、王朝物、キリシタン物、開化物など、たえず新機軸につとめ、知的で清新な作風をつくりあげた。睡眠薬により自殺。

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