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ちくま文庫

芥川龍之介全集 5

「仙人」「六の宮の姫君」「お富の貞操」「猿蟹合戦」「二人小町」「一塊の土」「糸女覚え書」「三右衛門の罪」「桃太郎」「大導寺信輔の半生」他26篇。 【解説: 中村光夫 】

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-02085-7

Cコード

0193

整理番号

-3-5

1987/02/24

判型

文庫判

ページ数

512

解説

内容紹介

芥川の全小説を6巻で贈る。本巻には「六の宮の姫君」ほか35篇を収録。

目次

仙人

一夕話
六の宮の姫君
魚河岸
お富の貞操
おぎん
百合
三つの宝

猿蟹合戦
二人小町
おしの
保吉の手帳から

子供の病気
お時儀
あばばばば
一塊の土
不思議な島
糸女覚え書
三右衛門の罪
伝吉の敵打ち
金将軍
第四の夫から
或恋愛小説
文章
寒さ
少年
文放古
桃太郎
十円札
大導寺信輔の半生
早春
馬の脚

著作者プロフィール

芥川龍之介

( あくたがわ・りゅうのすけ )

1892-1927年。東京の下町生まれ。幼いころより和漢の書に親しみ、怪異を好んだ。一高、東京帝大英文科にすすむ。在学中に書いた「鼻」が夏目漱石の激賞を受ける。しばらく教員生活をしたのちに創作に専念、第一創作集『羅生門』によって文壇の地位を確立。以後、王朝物、キリシタン物、開化物など、たえず新機軸につとめ、知的で清新な作風をつくりあげた。睡眠薬により自殺。

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