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ちくま文庫

百日紅 (下)

杉浦日向子の漫画代表作!

北斎、娘のお栄、英泉、国直……奔放な絵師たちが闊歩する文化文政の江戸。淡々とした明るさと幻想が織りなす傑作。

定価

748

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03209-6

Cコード

0179

整理番号

-2-9

1996/12/05

判型

文庫判

ページ数

352

解説

内容紹介

北斎、娘のお栄、英泉、国直……奔放な絵師たちが闊歩する江戸の街。淡々とした明るさと幻想が織りなす傑作。単行本未収録(全集版のみ所収)の「夜長」「山童」を収録。

目次

其の十六 火焔
其の十七 女罰(おんなばち)
其の十八 酔(すい)
其の十九 色情
其の二十 離魂病
其の二十一 愛玩(あいがん)
其の二十二  綿虫(わたむし)
其の二十三 美女
其の二十四  因果娘
其の二十五 心中屋
其の二十六 仙女
其の二十七 稲妻(いなずま)
其の二十八  野分(のわき)
其の二十九 夜長(よなが)
其の三十 山童(やまわろ)

著作者プロフィール

杉浦日向子

( すぎうら・ひなこ )

杉浦 日向子(すぎうら・ひなこ):1958‐2005。東京生れ。漫画家、文筆家。「通言室乃梅」で漫画家としてデビュー。以来、一貫して江戸風俗を題材にした作品を描き、1984(昭和59)年『合葬』で日本漫画家協会賞優秀賞、88年『風流江戸雀』で文藝春秋漫画賞を受賞。NHKTV『お江戸でござる』の江戸解説者として長年活躍し、エッセイストとしての著書も多いが、『ごくらくちんみ』『4時のオヤツ』では小説家としても腕の冴えを見せた。2005(平成17)年7月、下咽頭がんのため46歳で逝去。

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