『見えるものと観えないもの』横尾　忠則

見えるものと観えないもの

横尾忠則

著

アートは異界への扉だ！　吉本ばなな、島田雅彦から黒澤明、淀川長治まで、現代を代表する十一人との、この世ならぬ超絶対談集。【解説：和田誠】

定価: 968
円
（10％税込）

ISBN: 978-4-480-03214-0

Cコード: 0171

整理番号: よ

-5-3

: 1997/01/23

判型: 文庫判

ページ数: 320
頁

解説

内容紹介

最近数年間の著者の過激かつ超絶した対談を集成して、世紀末の狂気と不安と美とを、ことばによって描破する。

生の死と芸術と（淀川長治）
想いはエネルギーです（吉本ばなな）
宇宙の愛（中沢新一）
見えるものと見えないもの（栗本慎一郎）
夢は霊感の源泉（河合隼雄）
宇宙と狂気と愛と（荒俣宏）
ヴィジョンの降臨（草間弥生）
芸術家は畸人たれ（梅原猛）
想念の池にて遊ばむ（島田雅彦）
アートは異界への扉だ（天野祐吉）
芸術は真摯な遊び（黒沢明）

著作者プロフィール

1936年兵庫県西脇市生まれ。美術家。1972年にニューヨーク近代美術館で個展。その後も各国のビエンナーレで世界的に活躍。2006年パリのカルティエ現代美術財団での個展など国際的にも高い評価を得る。1995年に毎日芸術賞、2001年に紫綬褒章受章、2008年に小説集『ぶるうらんど』で泉鏡花文学賞、2011年に旭日小綬章受章、同年度朝日賞、2014年山名賞など、受賞・受章多数。2012年には神戸に横尾忠則現代美術館を開館、ついで2013年香川県豊島に「豊島横尾館」開館。

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