福田恆存
( ふくだ・つねあり )1912~1994。東京生まれ。東京大学英文科卒業後、中学教師、雑誌編集者、大学講師などを経て、文筆活動に入る。1952年には戯曲『龍を撫でた男』で、67年にはシェイクスピア全集の翻訳で、読売文学賞を受賞。55年には「ハムレット」の翻訳演出で芸術選奨文部大臣賞を受賞。『私の幸福論』『福田恆存全集』『福田恆存翻訳全集』などがある。
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人間は不平等だ。悪いといおうが、いけないといおうが、事実だ。しかし現実がどうであろうとこの世に生まれた以上、あなたは幸福にならねば…。誤まった幸福観を正し、人間の本当の生き方とは何か、幸福とは何かを、平易な言葉で説いた刺激的な書。
まえがき
1 美醜について
2 ふたたび美醜について
3 自我について
4 宿命について
5 自由について
6 青春について
7 教養について
8 職業について
9 「女らしさ」ということ
10 母性
11 性について
12 ふたたび性について
13 恋愛について
14 ふたたび恋愛について
15 結婚について
16 家庭の意義
17 快楽と幸福
あとがき
解説 中野翠
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