ちくま文庫
								
									
										 
									 
								 
							
							 
									新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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子供の頃から聞きおぼえ、生活の中に生きている歌舞伎・新派など心に残るセリフ120を役者の魅力を通して語りかける名随筆。歌舞伎の名セリフは聞いていて心地好く、役者の口跡とともに忘れがたい。「月も朧に白魚の」など七五調のセリフを駆使した河竹黙阿弥はことばの綾を最も楽しんだ作家。また役者のいい声が名セリフという印象を残している例も少なくない。
ハテ珍らしき対面じゃなア(寿曽我対面)
おめず臆せずはじらわず(寿曽我対面)
時致集とも召されなん(夜討曽我狩場曙)
きせるの雨が降るようだ(助六)
五丁町は暗闇じゃぞえ(助六)
判官殿にもなき人を(勧進帳)
こいつ師匠を困らせおるわい(傾城反魂香)
梶原源太はおれかしらん(恋飛脚大和往来)〔ほか〕
								
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