竹中労
( たけなか・ろう )1930年生まれ。東京外語大学除籍。フリーのルポライターとして活躍。政治から芸能まで広い分野をテーマに、権威とは無縁な時代の心性を掘り起こす文章は、竹中節として多くの読者を魅了した。91年5月19日肝臓癌で死去。父親は画家の竹中英太郎。主な著書に『黒旗水滸伝』(皓星社)『山谷・都市反乱の原点』『琉球共和国』『世界赤軍』『ビートルズ・レポート』『にっぽん情哥行』などがある。
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沖縄、ニッポンではない―。30年前の復帰前夜に、そう喝破した竹中労。その言葉の真実味は、米軍犯罪、高い失業率と沖縄が注目を集める今日、ますます重みを増している。琉歌の豊かな世界にさまよい、花のような言葉を紡ぎ出し、さらに復帰を前に、アタフタする政治家・文化人たちに辛辣な批判をくわえる。沖縄をこよなく愛したその文章は、あなたを魅了する。
沖縄、ニッポンではない―我観・京太郎琉球史
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