ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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江戸時代、あらゆる病気は不浄な血液から生じた「ムシ」の仕業と考えられていた。西洋医学が導入された近代になると、「まづ健康!」のスローガンのもと、清潔を保つことこそ忠孝の道と説かれた。そして…。カンノムシからギョウチュウまで、内臓にひそむ「ムシ」たちの、怖い言い伝えや笑えるエピソードから、ニッポン人の健康観・身体観の変遷をオモシロ図版とともにたどる。
序章 寄生虫帝国の興亡
第1章 寄生虫(ムシ)は笑う
第2章 ハラノムシ危機一髪
第3章 悩めるお兄さん
第4章 おまわりさんの好きな身体
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