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定価

858

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03865-4

Cコード

0195

整理番号

-6-9

2003/07/09

判型

文庫判

ページ数

352

解説

内容紹介

風雅とは何だろうか。幽玄とは?美とは?花鳥風月の真髄とは?日本の文化はどのようにして成熟してきたのだろうか。平安時代の和歌に始まり、茶の湯、現代の政治やアートまでを例にとり、“由緒正しい日本の美”を『枕草子』や『源氏物語』の現代語訳でお馴染みの橋本治が伝授する。

目次

花の名前は知らねども(男は大人
大人の三十 ほか)
鳥のように(理屈は正しくこねなければならない
文化と家元制度 ほか)
風の音を知れ(虚実皮膜とリアリティー
表現とメディア ほか)
月見れば千々に心は乱れても(サラリーマンと近代
第三の時代 ほか)

著作者プロフィール

橋本治

( はしもと・おさむ )

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルを越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』、『巡礼』、『リア家の人々』、『BAcBAHその他』『あなたの苦手な彼女について』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』他多数。

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