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定価

858

(10%税込)
ISBN

978-4-480-03918-7

Cコード

0195

整理番号

-16-3

2004/02/10

判型

文庫判

ページ数

272

解説

内容紹介

大量の死体を生みだす戦争。その極限状況を経験した人間が、やすやすと社会へ復帰できるのか?私たちの父や祖父たちが見た戦場の風景は彼らの心の奥底に沈み込みながら、今も日常生活のヒズミのようにポッコリ顔を出す。死体と死に心を奪われた人たちの姿を追うことで、日本人にとっての戦争とエロスの意味を問い直す。

目次

第1章 死体を視る(心中遺体鑑識百体の温泉医
腹上死・死に至るまで生の昂揚 ほか)
第2章 死体に触れる(死体化粧?`ームの頃
刺青の皮を剥ぐ博士 ほか)
第3章 戦争と死体たち(私は戦争で殺されることの礼讃者
ある人肉嗜食者の回想 ほか)
第4章 死体志願者たち(千年王国の訪問者たち
死の実験家たち ほか)

著作者プロフィール

下川耿史

( しもかわ・こうし )

1042年福岡県生まれ。性風俗史研究家。早稲田大学卒業後、「週刊サンケイ」編集部勤務などをへて現在に至る。主な著書に「エロティック日本史」「日本残酷写真史」「盆踊り 乱交の民俗学」など多数。

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