ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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うまい文章を書く秘訣はないが、まずい文章を書かないコツはある―と語る著者が、手とり足とり、そのコツを伝授。文章は入口と出口が大事、構成は詰め将棋の要領で、ピンホールカメラの理論に学べ、映像の浮かぶ文章を書くためには固有名詞をうまく使う、面白さの秘訣は距離と段差にあり、「ある・ある・へー」の法則…などなど、読むだけで名文家になれる。
第1章 ちょっと待った!書く前によく考えてほしい(うまく書けそうもないことは書いてはいけない
自分が書きたいことを書くな、ひとが読みたいことを書け)
第2章 ちょっと待った!書き出すのはまだ早い(まずは設計図を作成せよ
詰め将棋の要領で構成を考える ほか)
第3章 ちょっと待った!書いただけではまだ未完成(文章の入口と出口、そして道筋
めざせ「スーパーマリオ」 ほか)
第4章 ちょっと待った!書き直しはそれでいいのか(よけいな話はみんないらない
話と話に関連をつける)
番外トーク 今度は山口コーチに読み手講座を開いてもらいたい―関川夏央+山口文憲
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