ちくま新書

日本経済の死角
─収奪的システムを解き明かす
河野龍太郎
著
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急激な国内販売の低下と収益悪化、輸出市場での競争力の低下、諸外国の巻き返し、政治問題化する資源・環境問題、高まる安全性への関心―頂点を極めた自動車王国・日本の前には今、いくつもの高く厚い壁が立ちはだかっている。自動車はこのまま終焉への道をたどるのだろうか。人とクルマのあるべき未来を求めて、メーカーの責任、ユーザーの意識のありようを問い直し、社会に寄り添うクルマづくりを提唱する。
第1章 90年代の自動車産業地図
第2章 危機を迎えた日本車
第3章 自動車の終焉
第4章 クルマの未来のために
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