原田泰
( はらだ・ゆたか )1950年生まれ。東京大学農学部卒業。経済企画庁国民生活調査課長、財務省財務総合政策研究所次長、大和総研専務理事・チーフエコノミストなどを経て、現在は早稲田大学政治経済学部教授。著書『震災復興 欺瞞の構図』(新潮新書)、『なぜ日本経済はうまくいかないのか』『日本はなぜ貧しい人が多いのか』(以上、新潮選書)、『日本国の原則』(日本経済新聞出版社、石橋湛山賞)、『昭和恐慌の研究』(共著、東洋経済新報社、日経・経済図書文化賞)など。
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ペリー来航に始まり現在の通商摩擦に至る日米経済関係。大戦を経て戦後復興、高度経済成長、経済大国へと進む日本の歩みはアメリカとともにあったが、両国の関係はどう推移してきたのだろうか。史実に学び、今後の国際関係を考える上で重要な示唆を与える一冊。
第1章 ペリー来航
第2章 日清・日露戦争とアメリカ
第3章 1920年代から対米戦争まで
第4章 対米戦争―戦争経済の根本矛盾
第5章 戦後の三大経済改革―占領目的の変遷
第6章 企業を強くしたドッジと都市を弱めたシャウプ
第7章 貿易摩擦の発生ワンダラーブラウスからICへ
第8章 日米構造協議―問われる日本の経済体質
第9章 アメリカの貿易政策と日本の立場
第10章 日米関係の未来
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