ちくま新書
歴史学はこう考える
松沢裕作
著
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インドで生まれた仏教は、長い道のりのすえ日本にももたらされ、今日も私たちの暮らしのなかに根付いている。しかし釈尊が説いたのは、はたして、私たちになじみ深い「慈悲」と「救済」の教えだったのだろうか。インドの思想的土壌のなかから、どんな革新性をもって仏教が誕生したのか、その原点を追い、「経験論とニヒリズムに裏打ちされたプラグマティスト」釈尊の思想の本質に迫る。
第1章 仏教前夜
第2章 釈尊の生涯
第3章 最初期の仏教の考え方
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