ちくま新書
歴史学はこう考える
松沢裕作
著
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精神分析100年。―1900年ウィーンの小さな出版社から刊行された『夢判断』という謹か数百部の書物が世紀を超えて大きな影響を与えつづけることを誰が予想しえただろう。エディプス・コンプレックスの発見と夢の分析を通した無意識世界への限りない探究。フロイトが開花させた精神分析は、複雑な家族構成や葛?。に彩られた彼の生涯と思索の軌跡を映しだす鏡でもあった。近年暴かれつつある新たな史実やスキャンダルの意味を検証しながら、現代に甦る新しいフロイト像を描きだす、気鋭の精神分析学者による清新な入門書。
第1章 ユダヤ人としてのフロイト
第2章 科学者としての人生
第3章 催眠という謎
第4章 患者から学ぶ
第5章 夢の分析
第6章 オイディプスの運命
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