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ちくま新書

高校生のための経済学入門

日本の高校では経済学をきちんと教えていないようだ。本書では、実践の場面で生かせる経済学の考え方をわかりやすく解説する。お父さんにもピッタリの再入門書。

定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-05936-9

Cコード

0233

整理番号

336

2002/03/19

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

わが国の高校では、経済学がほとんど教えられていない。「政治・経済」という科目に経済学の基礎が説明されているが、この科目自体の影が薄い。一方、世の人々の経済に対する関心はけっして低くない。本書では高校生にもわかるように、ポイントをきちんと抑えながら、経済学の基本的な考え方を解説する。理論そのものよりも、現実の経済問題の解決に経済学の考え方がどのように生かせるかという、実践的な面を重視する。

目次

序章 経済学を学ぶ前に
第1章 需要と供給の決まり方
第2章 市場メカニズムの魅力
第3章 なぜ政府が必要なのか
第4章 経済全体の動きをつかむ
第5章 お金の回り方を探る
第6章 税金と財政のあり方を考える

著作者プロフィール

小塩隆士

( おしお・たかし )

小塩 隆士(おしお・たかし):1960年京都府生まれ。83年東京大学教養学部卒業。2002年大阪大学博士(国際公共政策)。経済企画庁(現内閣府)等を経て、現在、一橋大学経済研究所特任教授。主な著書に、『高校生のための経済学入門[新版]』(ちくま新書)、『再分配の厚生分析』(日本評論社、日経・経済図書文化賞受賞)、『社会保障の経済学(第4版)』(日本評論社)、『公共経済学』(東洋経済新報社)、『くらしと健康』(岩波書店)、『日本人の健康を社会科学で考える』(日本経済新聞出版)ほか。

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