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ちくま新書

日本人の神はどこにいるか

定価

770

(10%税込)
ISBN

978-4-480-05951-2

Cコード

0214

整理番号

351

2002/06/19

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

文明の衝突が叫ばれる今、宗教はふたたび世界の歴史を動かしつつある。排他的な一神教と寛容な多神教という常識は果たして正しいのか。イスラームやキリスト教、仏教など世界宗教の実態を探りながら、すべての神を取りこんで、矛盾なく共存させてしまう特異な日本人の神を問いなおし、普遍的な神の学をめざす。

目次

第1章 神への関心
第2章 世界の神
第3章 一神教と多神教は区別できるのか
第4章 日本の神
第5章 慈悲の神

著作者プロフィール

島田裕巳

( しまだ・ひろみ )

島田 裕巳(しまだ・ひろみ):宗教学者、作家。東京大学文学部卒業、同大学大学院人文科学研究会博士課程修了(専攻は宗教学)。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、同客員研究員を歴任。現代における宗教現象、新宗教運動、世界の宗教、葬式を中心とした冠婚葬祭など、宗教現象については幅広く扱う。著書に、『戦後日本の宗教史: 天皇制・祖先崇拝・新宗教』(筑摩選書)『日本人の神道』(ちくま新書)、『帝国と宗教』(講談社現代新書)など多数。

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