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ちくま新書

教えることの復権

詰め込みよりゆとり教育、それが学力低下問題で揺れている。教室と授業に賭けた一教師の息の長い仕事を通して、もう一度正面から「教えること」を考え直す。

定価

902

(10%税込)
ISBN

978-4-480-05999-4

Cコード

0237

整理番号

399

2003/03/05

判型

新書判

ページ数

240

解説

内容紹介

今、日本の教育界では、子どもの自主性を大切にしようと、「教える」ことよりも「学ぶ」ことに重点を置きはじめたように見える。これまでの「詰め込み」への反動であろう。だが一方で、教師の役割を軽視しすぎてはいないだろうか?本書では、教師が「教えるということ」をもう一度正面から見つめ直し、今もっとも必要なことは何かということを、すぐれた教師とその教え子、教育社会学者の間で徹底的に考える。

目次

序章 「大村はま国語教室」への扉
第1章 言葉・文化を学ぶことの価値観
第2章 大村はま国語教室の実践(生徒の目から見た単元学習の実際
単元学習の本質とは)
第3章 教えるということ
第4章 中学校の教室から大学の教室へ
第5章 教えることの復権をめざして(徹底したリアリズム
教えない教師たち ほか)

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