ちくま新書
歴史学はこう考える
松沢裕作
著
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本書は日常の感覚を使って数と計算の意味を説き明かすことを目指す。整数の説明からスタート、位取りを経て分数へと至り(ここまでが小学校)、次に方程式、負の数とすすみ、振り子による2次関数、さらに無理数の説明で終わる数学のエッセンス・ツアーである。進学塾で中学生を対象に数学を教えた経験をもとに実況中継ふうな書き方になっており、子供に質問されて悩んでいる親や、「数学のおもしろさを少しは知ってるつもりだが、よくはわからない」という好奇心の持ち主にはぴったりのやり直し基礎数学講座である。
第1部 小学校の算数をクリアーする―数のルール基礎編(消費者は0を発見する―0の秘密
数として合理的な漢数字
整数を理解すれば怖くない ほか)
第2部 中学数学を磐石にする―数のルール発展編(方程式は解いてはいけない!
負の数のかけ算はプラスか?
0.3×3=0.9=1は正しい? ほか)
第3部 高校数学への門戸を切り開く 数のルール飛躍編(振り子がつくった2次関数
小学生に分かる無理数ルート2の極意)
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