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定価

748

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06121-8

Cコード

0237

整理番号

421

2003/07/07

判型

新書判

ページ数

208

解説

内容紹介

「教育論」となると、学校教育を論じることになりがちだ。学校教育を批判し、文部科学省の方針を批判するのが、いい教育論なのだと。だが、世の大人にとってもっと身近な、今、自分がすべき教育のことを忘れてはいけない。たとえば、お葬式でどういう態度をとるか、オリンピックでどういう応援をするか、道をきかれたらどう答えるか、もらった宣伝ビラをどこに捨てるか、お祭りをどうやるか、困っている人をどう助けるか、…などは、その国の文化の中にあることで、その文化を継承させていく責任が大人にはある。今こそ、美しい日本人を育てるための教育論を、ここに展開する。

目次

第1章 学力低下は大問題か
第2章 教育は学校だけのものではない
第3章 社会がしている教育
第4章 教育とは文化を伝承すること
第5章 生活習慣の美を守る
第6章 美しい日本語とは
第7章 今日本にある文化の危機
第8章 文化の崩れを正す教育

著作者プロフィール

清水義範

( しみず・よしのり )

1947年名古屋生まれ。愛知教育大学卒業。『蕎麦ときしめん』『永遠のジャック&ベティ』などでパスティーシュの手法を用いて話題になる。1988年『国語入試問題必勝法』で吉川英治文学新人賞を受賞。その後もパスティーシュ作品を数多く発表。主著に『おもしろくても理科』『アキレスと亀』『飛びすぎる教室』『冬至祭』『ドン・キホーテの末裔』『早わかり世界の文学』『行儀よくしろ。』など多数。

この本への感想

中学生の私でさえも
難しい時事問題をすらすら理解できました。というよりも時事問題を語っている清水さんに「納得できた」という感じです。共感できるので読み終わった時には身も心もすっきりしていました。

H Y

さん
update: 2010/12/29

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