原発危機 官邸からの証言
官邸の「過剰な介入」がなけれ
ば日本は崩壊していた! 「福
山ノート」が原発事故の真相を
明かす
本当に官邸の原発事故対応は失敗だったのか? 当時の官房副長官が、自ら残したノートをもとに緊急事態への取組を徹底検証。知られざる危機の真相を明らかにする。
「菅首相の現地視察が東京電力の事故対応を遅らせた」「官邸が現場の注水作業を止めた」「政府はアメリカからの冷却剤提供を断った」―これらの批判は事実無根である。首相官邸で首相、官房長官に次ぐ3番目の危機管理担当であった事故当時の官房副長官が、自ら残したノートをもとに、官邸から見た原発危機の緊迫した状況を再現。知られざる危機の真相を明らかにするとともに、緊急時の国家体制が抱える問題の構図を浮き彫りにし、事故を教訓とした日本の進むべき道筋を提言する。
第1章 「福山ノート」が語る官邸の5日間(初動
ベント
住民避難)
第2章 闘いの舞台裏(日米協議
SPEEDI
計画的避難区域)
第3章 脱原発への提言(原子力防災体制
リスクコミュニケーション
未来への選択)
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