現代オカルトの根源 ─霊性進化論の光と闇
世界に蔓延する幻想の正体!
多様な奇想を展開する、現代オカルト。その根源には「霊性の進化」をめざす思想があった。19世紀の神智学から、オウム真理教・幸福の科学に至る系譜をたどる。
ヨハネ黙示録やマヤ暦に基づく終末予言、テレパシーや空中浮揚といった超能力、UFOに乗った宇宙人の来訪、レムリアやアトランティスをめぐる超古代史、爬虫類人陰謀論―。多様な奇想によって社会を驚かせる、現代のオカルティズム。その背景には、新たな人種の創出を目指す「霊性進化論」という思想体系が潜んでいた。ロシアの霊媒ブラヴァツキー夫人に始まる神智学の潮流から、米英のニューエイジを経て、オウム真理教と「幸福の科学」まで、現代オカルトの諸相を通覧する。
第1章 神智学の展開(神智学の秘密教義―ブラヴァツキー夫人
大師のハイアラーキー―チャールズ・リードビーター
キリストとアーリマンの相克―ルドルフ・シュタイナー
神人としてのアーリア人種―アリオゾフィ)
第2章 米英のポップ・オカルティズム(輪廻転生と超古代史―エドガー・ケイシー
UFOと宇宙の哲学―ジョージ・アダムスキー
マヤ暦が示す二〇一二年の終末―ホゼ・アグエイアス
爬虫類人陰謀論―デーヴィッド・アイク)
第3章 日本の新宗教(日本シャンバラ化計画―オウム真理教
九次元霊エル・カンターレの降臨―幸福の科学)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可