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ちくま新書

皇族と天皇

日本史上、特異な存在だった明治以降の皇族はいかなる事件を引き起こし、天皇を悩ませてきたか。皇族と天皇の歩みを辿る通史決定版。

定価

1,430

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06938-2

Cコード

0223

整理番号

1224

2016/12/05

判型

新書判

ページ数

512

解説

内容紹介

日本の歴史の中でも特異な存在であった明治以降の皇族。彼らはどのように古来の伝統から離れて生み出され、いかなる事件を様々に引き起こしてきたか。またそれにより、歴代天皇はいかに悩まされてきたのか。ときには政治や戦争にも関わり、陰に日向に日本を動かしてきた皇族たちの動きをつぶさに追い、日本近代史の忘れられた一面に光を当てる。皇族問題の長年にわたる探究をもとに、明治維新から、昭和天皇の退位問題まで、近現代の皇族と天皇の歩みを解明した通史決定版。

目次

皇族についての基礎知識
皇族の国際結婚
敗者の怨念
勝者の困窮
皇太子婚約解消と宮家断絶
永世皇族制度と降下準則騒動
宮中某重大事件と外戚
フランスでの自動車事故と帰国拒否
昭和動乱の中の皇族
大東亜戦争と皇族
退位と「赤い宮様」

著作者プロフィール

浅見雅男

( あさみ・まさお )

1947年生まれ。著述家。慶應義塾大学経済学部卒業後、出版社で雑誌、書籍の編集に従事するかたわら近現代史研究に取り組む。著書に『侯爵家の娘』(リブロポート)、『華族誕生』(講談社学術文庫)、『闘う皇族』『皇族誕生』(角川文庫)、『不思議な宮さま』(文春文庫)、『伏見宮』(講談社)、『皇族と帝国陸海軍』『学習院』(文春新書)など。

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