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ちくま新書

サイコパスの真実

人当たりがよくて魅力的。でも、息を吐くようにウソをつく……。そんな「サイコパス」とどう付き合えばいいのか? 犯罪心理学の知見から冷血の素顔に迫る。

定価

990

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07137-8

Cコード

0236

整理番号

1324

2018/04/05

判型

新書判

ページ数

256

解説

内容紹介

人当たりがよく、優しい言葉をかけ、魅力的な人柄。だけど、よくよく付き合うと、言葉だけが上滑りしていて、感情自体は薄っぺらい…。このような人格の持ち主を「サイコパス」と心理学では呼ぶ。近年、犯罪者の脳の機能や構造などが明らかになり、サイコパスの正体が明らかにされつつある。本書では、最先端の犯罪心理学の知見にもとづいてサイコパスの特徴をえがき、ヴェールに包まれた素顔に迫る。

目次

はじめに 隣りのサイコパス
第1章 私が出会ったサイコパス
第2章 サイコパスとはどのような人々か―サイコパスの特徴
第3章 マイルド・サイコパス―サイコパスのスペクトラム
第4章 人はなぜサイコパスになるのか―サイコパスの原因
第5章 サイコパスは治るのか―サイコパスの予防、治療、対処
第6章 サイコパスとわれわれの社会―解決されないいくつかの問題
おわりに サイコパスはなぜ存在するのか

著作者プロフィール

原田隆之

( はらだ・たかゆき )

1964年生まれ。一橋大学大学院博士後期課程中退、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校大学院修士課程修了。法務省法務専門官、国連Associate Expert等を歴任。現在、筑波大学教授。保健学博士(東京大学)。東京大学大学院医学系研究科客員研究員。主たる研究領域は、犯罪心理学、認知行動療法とエビデンスに基づいた心理臨床である。テーマとしては、犯罪・非行、依存症、性犯罪等に対する実証的研究を行っている。著書に『入門 犯罪心理学』(ちくま新書)、『認知行動療法・禁煙ワークブック』(金剛出版)、『薬物政策への新たなる挑戦』(共著、日本評論社)などがある。

この本への感想

今まさに必要としていた本でした。身近にいる人で、どうしてこの人はこんなことするのだろうとずっと不思議に思っていましたが、様々な項目に当てはまるものがあり、納得する事ができ、どう接したらいいかが分かるとやりとりで嫌な思いをする事が少なくなりました。悩まれている方が沢山居ると思うので、もっと世間の認知度が上がることを願っています。

ヨミ

さん
update: 2018/05/01

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