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ちくま新書

社会保障入門 シリーズ ケアを考える

年金、医療、介護。複雑でわかりにくいのに、この先も不透明。そんな不安を解消すべく、ざっくりとその仕組みを教えます。さらには、労災・生活保障の解説あり。

定価

1,100

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07161-3

Cコード

0236

整理番号

1333

2018/08/06

判型

新書判

ページ数

352

解説

内容紹介

本当に自分が老後に年金をもらえるのか。親に介護が必要になったら、行政は何をしてくれるのか。重い病気にかかったとき、どのくらい医療費がかかるのか。超高齢化時代のいま、将来の先行きがみえないため、誰もが社会保障に不安を感じている。さらに、その仕組みは複雑でわかりにくく、知らないことだらけ。そうした不安を解消すべく、年金、介護、医療だけでなく、労災や失業、もしものときの生活保護、子育て世代を支える仕組みなど、広範囲な社会保障をまとめて解説する。

目次

序章 広がる貧困と生活不安―脆弱な社会保障と社会保障削減
第1章 社会保障とは何か
第2章 年金
第3章 医療
第4章 介護
第5章 労災保険と雇用保険
第6章 子育て支援・保育と児童福祉
第7章 障害者福祉
第8章 貧困問題と生活保護
終章 岐路に立つ社会保障

著作者プロフィール

伊藤周平

( いとう・しゅうへい )

1960年山口県生まれ。労働省(現厚生労働省)、社会保障研究所(現国立社会保障・人口問題研究所)を経て、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。法政大学助教授、九州大学助教授、鹿児島大学法科大学院教授を経て。現在は鹿児島大学法文学部教授。専門は社会保障法。著者に『介護保険法と権利保障』(法律文化社、日本社会福祉学会学術賞受賞)『後期高齢者医療制度』(平凡社新書)『消費税が社会保障を破壊する』(角川新書)『社会保障のしくみと法』(自治体研究社)などがある。

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