loading...

ちくま新書

ことばの教育を問いなおす

——国語・英語の現在と未来

大学入学共通テストへの記述問題・民間試験導入などで揺れ動く国語教育・英語教育。ことばの教育はどうあるべきなのか、3人の専門家がリレー形式で思考する。

定価

924

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07274-0

Cコード

0237

整理番号

1455

2019/12/05

判型

新書判

ページ数

256

解説

内容紹介

学習指導要領の改訂や大学入学共通テストへの記述問題・民間試験導入で大きく揺れ動く国語教育・英語教育。本書では、この危機の時代に、国語と英語という「ことばの教育」にはそもそもどんな意味があるのか、そしてどうやって「ことばの力」を鍛えるのかを、それぞれの分野の専門家三名がリレー形式で思考する。私たちの思考の根本をつくるのは「ことば」である。その教育が、子どもたちの未来をつくる。「ことばの教育」を考えることこそが、いま大切なのである。

目次

第1部 大村はまの教育(「国語力」は大丈夫か
母語と国語、外国語と英語
いきいきとした教室へ)
第2部 理論と実践、演繹と帰納(理論とは何か
演繹的思考と帰納的思考
英語と国語の連携)
第3部 ことばの教育の未来(言語能力を鍛えるために
これからの言語教育へ向けて
大学入試改革を考える
徹底的に読み、書き、考える―ことばの力の鍛え方)

この本への感想

教育という生業の基本に据えるべきことを、鋭く、厳しく、問い直させてくれる。表題に教科名が登場するけれど、広く学校とは何か、教える・学ぶとはどういうことか、等々を考えるよい指針を提示していると思う。
立論の核として取り上げられる国語教育者・大村はまを、より多くの教育者、保護者が知っていていいと思う。

風来坊

さん
update: 2020/06/20

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま新書」でいま人気の本

いま話題の本