中島直人
( なかじま・なおと )1976年、東京都生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻准教授。専門は都市計画。主な著作に『都市計画の思想と場所――日本近現代都市計画史ノート』、『都市美運動――シヴィックアートの都市計画史』(ともに東京大学出版会)などがある。一般社団法人アーバニスト理事。
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アーバニスト=ある専門性を持った都市生活者こそが、今後の魅力ある都市づくりの鍵を握っている。概念の成立と変遷を歴史的に追いかけ、その現代像を描写する。
1,034
円978-4-480-07437-9
0236
1614
2021/11/08
新書判
320
頁アーバニスト=ある専門性を持った都市生活者こそが、今後の魅力ある都市づくりの鍵を握っている。都市再生の取り組みは、今から四半世紀ほど前に、産業構造の変化や郊外化の極度の進展を経験した世界の先進各国でほぼ同時に始まった。「都市の負債を資産に変える」その担い手がアーバニストである。概念の成立と変遷を歴史的に追いかけるとともに、その現代像を描写し、これからの都市と人の新たな関係を提示する。
第1章 アーバニズムの起源とその展開
第2章 アーバニスト的転回
第3章 都市肯定論者の系譜
第4章 都市空間を通じて、都市の営みを再編する
第5章 地域への眼差しがビジネスを強く、優しくする
第6章 キュレーター、アーティストたちが生み出すアーバニスト像
第7章 アーバニストたちの都市へ
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