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ちくま新書

情報生産者になってみた

——上野千鶴子に極意を学ぶ

かつて志望者ゼロだったこともある”最恐のゼミ”で、卒業生たちは何を学び、どう活かしてきたのか。上野千鶴子『情報生産者になる』の必携副読本。

定価

968

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07441-6

Cコード

0295

整理番号

1617

2021/12/07

判型

新書判

ページ数

288

解説

内容紹介

一九九三年から二〇一一年にかけて開かれていた、東大文学部「上野ゼミ」。あまりの厳しさゆえに一時は志望者がゼロだったこともあるが、多くの同ゼミ出身者が、今や研究者やジャーナリスト、あるいは社会起業家として、たくましく情報生産者の道を歩んでいる。上野ゼミで、彼らは何を学び、どう応用したのか。どこに行ってもアウトプットができる力は、どのように育まれたのか。かつての教え子たちによる、『情報生産者になる』の必携副読本。

目次

第1章 ゼミ卒業生が語る、上野ゼミの一年間(「日本最恐」のゼミ、始動
ゲイの先輩の発表に圧倒される ほか)
第2章 上野ゼミで教わったこと(論文を書く力は、〇から一を生む力
「個人の問いを社会の問いにつなげる知」の実践 ほか)
第3章 上野ゼミを社会学する―KJ法の実践(上野ゼミ生アンケート
「うえの式質的分析法」について ほか)
第4章 座談会 バトンを未来につなぐ(上野千鶴子+上野ゼミ卒業生チーム)(多様すぎる上野ゼミ生たちの研究テーマ、実際はどう思ってた?
運動家「上野千鶴子」と教育者「上野千鶴子」、その線引きは? ほか)

著作者プロフィール

上野ゼミ卒業生チーム

( うえのぜみそつぎょうせいちーむ )

大滝世津子(おおたき・せつこ)1980年生、株式会社鎌倉学び舎代表取締役。著書に『幼児の性自認』など。開沼博(かいぬま・ひろし)1984年生、東京大学大学院准教授。著書に『日本の盲点』など。坂爪真吾(さかつめ・しんご)1981年生、一般社団法人ホワイトハンズ代表。著書に『性風俗のいびつな現場』など。竹内慶至(たけうち・のりゆき)1981年生、名古屋外国語大学准教授。編著に『自閉症という謎に迫る』など。中野円佳(なかの・まどか)1984年生、日本経済新聞を経て、ジャーナリスト。著書に『育休世代のジレンマ』など。中村かさね(なかむら・かさね)1982年生、毎日新聞記者を経て、ハフポスト日本版エディター兼プロデューサー。

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