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ちくま新書

台湾流通革命

——流通の父・徐重仁に学ぶビジネスのヒント

ローカライズによる商品開発、ITでの近代化など、物流を戦略的に進め、ついに台湾セブン-イレブンを世界一位にまで成長させた、台湾の流通の父・徐重仁とは?

定価

1,056

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07490-4

Cコード

0263

整理番号

1669

2022/07/05

判型

新書判

ページ数

304

解説

内容紹介

「流通」の概念すらない台湾で物流センターを建設し、IT、金融システムを整備するなどの近代化は、文字通り「革命」だった。台湾セブン-イレブンを離島にまで広げ、約五〇〇〇店展開。台湾の人々の暮らしを便利で豊かなものにした。さらに、多くの企業と提携し、小売・飲食・流通サービスの一大コングロマリットを築き上げた徐重仁のビジネスとは。

目次

第1章 日台提携事業と経営人育成の成功の秘訣
第2章 小売業で成功する父の背中を見て育つ
第3章 出店戦略―ゼロから約五〇〇〇店までの道のり
第4章 台湾独自のフランチャイズ戦略
第5章 商品開発戦略―すべてはお客様のために
第6章 IT戦略で台湾の流通システムを一気に近代化
第7章 独自戦略でさらなる飛躍
第8章 物流戦略
第9章 グループ経営のための戦略
第10章 第二の実業家人生

著作者プロフィール

佐宮圭

( さみや・けい )

1964年、兵庫県尼崎市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、様々な職歴を経て、1993年、フリーライターとなる。学研『大人の科学マガジン』などでサイエンス・ライターとして、日経BP社『日経ビジネス』、日本経済新聞社『日本経済新聞電子版』などでビジネス・ライターとして活躍し、現在に至る。2010年『鶴田錦史伝―大正、昭和、平成を駆け抜けた男装の天才女流琵琶師の生涯』で第17回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。『さわり』として刊行。

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