飯塚友道
( いいづか・ともみち )複十字病院認知症疾患医療センター長。認知症専門医・脳神経内科専門医・核医学専門医。1988年群馬大学医学部卒業。長年にわたり認知症の画像診断の研究と地域での認知症対策に携わってきた。論文に「深層学習による認知症脳血流画像の分類(英文)」などがある。
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コロナ禍による「ステイホーム」が認知症パンデミックを引き起こしている。コロナと、それに伴う過剰な反応による「自発的ロックダウン」が認知症を引き起こしているのだ。対策としては生活習慣の改善を図り、また早期発見を進めるしかない。薬の服用と運動習慣改善の併用を提案するとともに、認知症の本質に迫り、脳の理想的なあり方を考える。早期発見のためのAIによる顔写真・脳のスキャン画像による画像診断などの最新研究も紹介。認知症の蔓延を克服する道を提示する。
第1章 ポストコロナは認知症パンデミック
第2章 コロナ禍で切断された緊密な「つながり」
第3章 「ステイホーム」が認知症を増やす
第4章 脳への直接的影響
第5章 認知症の本質とは何か?
第6章 役に立つ早期診断
第7章 AI時代の認知症対策
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