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ちくま新書

大還暦

——人生に年齢の「壁」はない

これが、日本版「LIFE SHIFT」だ! 人生120年時代、もはや今までの生き方は通用しない。最期まで充実して楽しく過ごすヒントを、提案する。

定価

968

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07579-6

Cコード

0214

整理番号

1747

2023/09/05

判型

新書判

ページ数

240

解説

内容紹介

「120歳(大還暦)まで生きるかもしれない」時代にどう生きて、どう死んでいくのか。宗教学者である著者が、最期まで充実して楽しく過ごす秘訣を考える。

 人間は、どうやら一二〇歳(大還暦)まで生きることができるらしい――そんな時代に長い老後をどう生きて、どう死んでいくのか。それを考える上で、「宗教」は役に立つのか。宗教学者としての著者が、日本人の死に方、生き方、宗教の衰退について、そして、最期まで充実して楽しく過ごすにはどうしたらいいかを考える。秘訣は「怒らない」「超然とする」「自分にとって切実な、学ぶテーマを見つける」!  

目次

第1章 根本から死生観が変わった
第2章 誰もが仏になれる
第3章 「墓ブーム」は終わった
第4章 葬式は、要らない
第5章 誰もが知らない自分の死に方
第6章 「大還暦」という大目標
第7章 超然として「こころの出家」を果たす
第8章 腹が立つのは私たちが無知だからではないのか
第9章 学ぶことの楽しさは格別
第10章 どうやって学ぶのか

著作者プロフィール

島田裕巳

( しまだ・ひろみ )

島田 裕巳(しまだ・ひろみ):宗教学者、作家。東京大学文学部卒業、同大学大学院人文科学研究会博士課程修了(専攻は宗教学)。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、同客員研究員を歴任。現代における宗教現象、新宗教運動、世界の宗教、葬式を中心とした冠婚葬祭など、宗教現象については幅広く扱う。著書に、『戦後日本の宗教史: 天皇制・祖先崇拝・新宗教』(筑摩選書)『日本人の神道』(ちくま新書)、『帝国と宗教』(講談社現代新書)など多数。

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