ちくま学芸文庫

崩壊概論
E.M.シオラン
著
有田忠郎
訳
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1,100
円978-4-480-08250-3
0181
-6-1
1996/02/07
文庫判
288
頁原稿用紙を前にすると、なぜか書けなくなってしまう作文。この憎き作文を解体し、さらにプロの名人芸たる文芸作品をも巻きこんで、文章表現の楽しさと可能性を追究する。「書く」っていったいなんなのだろうか。胸に浮かんだことばをどのように捕らえるか、メモをどう生かすか、どこまで推敲するのか。ありうべき新「作文」の実践をラジカルに自由に説き明かす革新的な文章読本。
第1章 人はなぜ書くか(地面に手で書く
作文は嫌いだった
「自分」作りマシーン ほか)
第2章 表現の現場(「私」という場所
最初の記憶
水の入ったコップ ほか)
第3章 純粋文章(メモというジャンル
主題ゲーム
推敲のたのしみ ほか)
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