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内容紹介
50年に及んで一教師として教育実践の場に立ち、退職後も新しいテーマを研究・発表しつづけている著者が、本当に“教える”ということはどういうことなのか、具体的な数々のエピソードを通して語った表題作「教えるということ」をはじめ、「教師の仕事」、「教室に魅力を」、「若いときにしておいてよかったと思うこと」を収録。プロの教師としてあるべき姿、教育に取り組む姿勢について、きびしくかつ暖かく語る。教育にかかわる人をはじめ、教育に関心をもつすべての人々、とくにこれからの社会を担う若い人々に贈る一冊。
目次
教えるということ
長い教師生活のなかで
教師の資格
教えない教師
無責任な教師
ほんものの教師
教師の仕事
教師志望の動機
素人教師と玄人教師
職業人としての技術
職業意識に徹する
教師の仕事の成果
教室に魅力を
教室の魅力とは
単元学習の魅力
魅力を生まない教室
若いときにしておいてよかったと思うこと
文庫版あとがき
コンテンツリンク
「新編 教えるということ」特設ページ
この本への感想
たとえば「うさぎとかめ」の作品における子供に伝えようとする真意がわかった時の衝撃的な自己反省と懺悔の心境。読みながら決してうわべで理解したつもりにはなってはならない。明日からの教室内での実践の繰り返しでしか、著者の言葉は解き明かされないと強く思う。新任者にも熟練者にも同じ言葉がそれぞれに、必然として響くことであろう。
ランバージャック
さん丁寧な文体からでてくる大村はま先生の生き方が伺える一冊。教師としての姿勢を現代の教育界に伝え、また教育界を目指そうとする者に、何が子どもたちに必要であるかを説いた一冊であった。教えることの本当の意味がここに書いてあった。
トミー
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