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ちくま学芸文庫

教えるということ

ユニークで実践的な指導で定評のある著者が、教師の仕事のあれこれや魅力のある教室作りについて、きびしくかつ暖く説く、若い教師必読の一冊。

定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08287-9

Cコード

0137

整理番号

-6-3

1996/06/10

判型

文庫判

ページ数

240

解説

内容紹介

50年に及んで一教師として教育実践の場に立ち、退職後も新しいテーマを研究・発表しつづけている著者が、本当に“教える”ということはどういうことなのか、具体的な数々のエピソードを通して語った表題作「教えるということ」をはじめ、「教師の仕事」、「教室に魅力を」、「若いときにしておいてよかったと思うこと」を収録。プロの教師としてあるべき姿、教育に取り組む姿勢について、きびしくかつ暖かく語る。教育にかかわる人をはじめ、教育に関心をもつすべての人々、とくにこれからの社会を担う若い人々に贈る一冊。

この本への感想

たとえば「うさぎとかめ」の作品における子供に伝えようとする真意がわかった時の衝撃的な自己反省と懺悔の心境。読みながら決してうわべで理解したつもりにはなってはならない。明日からの教室内での実践の繰り返しでしか、著者の言葉は解き明かされないと強く思う。新任者にも熟練者にも同じ言葉がそれぞれに、必然として響くことであろう。

ランバージャック

さん
update: 2017/04/01
丁寧な文体からでてくる大村はま先生の生き方が伺える一冊。教師としての姿勢を現代の教育界に伝え、また教育界を目指そうとする者に、何が子どもたちに必要であるかを説いた一冊であった。教えることの本当の意味がここに書いてあった。

トミー

さん
update: 2009/04/14

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