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ちくま学芸文庫

ことばとからだの戦後史

定価

1,012

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08327-2

Cコード

0137

整理番号

-13-1

1997/02/10

判型

文庫判

ページ数

0

解説

内容紹介

死をむかえる前、いのちの流れの切り替わる時というのがある。61歳に至り、昏迷のなかからその時を自覚した著者が、「からだ」と「ことば」を通して紡ぎ出してきた自らの軌跡をたどる。「他者」とのかかわりの歴史のなかから掬い上げる、「ことば」が孕んできたさまざまな思いや感情、「からだ」を解き放って、はじめて見いだした深い悲しみと愛…。独自の演劇活動と社会の歩みをふりかえる。

目次

プロローグ 六十一歳の越え方
1 はじめに「からだ」ありき(からだの海にざわめき立つ波
落穂捨て 一九四五 ほか)
2 レッスンへ(からだ、風のごとく
こえによって「よむ」ということ ほか)
3 他者への歩み(皐月の花はむらさきのいろ
援助するということ ほか)
エピローグ 断章―「愛」そして「他者」

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