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ちくま学芸文庫

教師のためのからだとことば考

ことばが沈黙するとき、からだが語り始める。キレる子どもたちと教員の心身状況を見つめ、からだと心の内的調和を探る。 【解説: 芹沢俊介 】

定価

1,155

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08459-0

Cコード

0137

整理番号

-13-2

1999/01/12

判型

文庫判

ページ数

256

解説

内容紹介

いま子どもたちのからだは追いつめられている。演出家として演劇創造・療育に長くかかわり共に生きるための「人間関係としての授業」を追求し続けてきた著者による教師論。どのように声を届かせるか、三角座りがいかに拘束するか、また学級崩壊、不登校…いま教師と教育が抱える問題を生の「からだ」と「ことば」から考える待望の書。

目次

はじめに(むかつく少年―近代身心二元論終焉の風景
からだの反乱・1982年)
からだが語ることば
人が人へ話しかけるということ
人が人に働きかけるということ
ひとりひとりを「生かす」というコトバ
学校という建物はだれのためにあるか?
からだは常に語っている
からだを「見取る」こと
断章一つ(「からだから見た教育」より)
表現への出発
対談・働きかけとしてのことば
おわりに(スタート台の手前・1998年
他者に出会うということ―この15年)

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