ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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1,650
円978-4-480-08691-4
0122
-7-7
2002/02/06
文庫判
432
頁紀元66‐70年、パレスチナのユダヤ人たちはローマ帝国と戦った。だが、彼らにとってこの戦争の結末ほど悲劇的なものはなかった。聖性が宿ると信じられた都エルサレムと神殿を失ったにもかかわらず、彼らの神は沈黙したままだったからである。神の沈黙は彼らに神の再解釈を迫り、以後、ユダヤ人たちの運命は大きく変わった。2000年にわたる流浪の始まりとなったのだ。この戦争を克明に記録した本書は、古代キリスト教以来、現代に至るまで西欧社会の必読書であり、イエスの神性を保証するプルーフテクストとして機能してきた。第1巻は、アサモナイオス王朝の盛衰から開戦前夜までを収録。
アサモナイオス王朝の盛衰
ポンペイオスの登場とユダヤの再編成
アンティパトロスの子ヘロデの登場
ヘロデ、ユダヤの王となる
ヘロデの宮廷を襲った大嵐
ヘロデの悲惨な晩年
ヘロデの死後のユダヤ
ユダヤ、ローマの属州となる
戦争の気配、濃厚になる
叛乱の初期〔ほか〕
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