ちくま学芸文庫
悪文の構造
─機能的な文章とは
千早耿一郎
著
loading...
明治中期に東京下町に生まれ育った著者が、かつて身近に親しんださまざまな庶民の生業の姿と町の風物を愛情込めて描いた名随筆『明治商売往来』。続集では、はかなく消え去った職・商いを詳細に記述再現する一方で、時代の荒波を乗り越えいまに続く店・企業の昔を振りかえる。変転極まりない東京にあって、克明に記憶をたどり、調べ、精緻鮮明につづった、明治の職業風俗クロニクル。図版多数。
みせがまえ(鰹節のにんべん
守随度量衡店 ほか)
くすり・こあきない・てじょく(浅田飴
徳田のあせしらず ほか)
そのほか(四つ手網船
通い番頭 ほか)
わたしのきりゑづ(日本橋「六の部」
四日市 ほか)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。