loading...

ちくま学芸文庫

ルネサンスの魔術思想

——フィチーノからカンパネッラへ

定価

1,540

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08861-1

Cコード

0110

整理番号

-13-1

2004/06/09

判型

文庫判

ページ数

416

解説

内容紹介

日本語の語感とは裏腹に、西洋において魔術はむしろ思想史の表舞台にあり続けた知的伝統である。錬金術や占星術と並び、またそれらと密接に絡みながら、魔術はいわば「グランド・セオリー」、「先端科学」として一級の知識人に迎えられたのだった。ただしキリスト教正統信仰との調停は複雑・微妙で、ルネサンスには百家争鳴の論題となった。はたして、その帰趨やいかに?本書は、イェイツ女史とともに英国ヴァールブルク学派を代表する著者が、最大の理論家・実践家たるフィチーノの魔術思想と、それに対する諸家の反応を克明に跡づけて、ルネサンス思想史研究に新局面を切り拓いた先駆作。改訳決定版。

目次

第1章 フィチーノと音楽
第2章 フィチーノの魔術
第3章 プレトン、ラザレッリとフィチーノ
第4章 十六世紀におけるフィチーノ魔術
第5章 十六世紀におけるフィチーノ魔術(続)
第6章 テレジオ、ドーニオ、ペルシオ、ベイコン
第7章 カンパネッラ

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「ちくま学芸文庫」でいま人気の本

年末年始にいかがですか?