益田勝実の仕事 5 国語教育論集成

益田 勝実 著 , 幸田 国広 編 , 鈴木 日出男 監修 , 天野 紀代子 監修

第60回毎日出版文化賞受賞

高校教師、教科書編集委員として三十年にわたり携わった戦後国語教育への発言を、古典教育論・「現代国語」論などジャンル別に収録。解題 幸田国広

益田勝実の仕事 5 国語教育論集成
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,650円(税込)
  • Cコード:0181
  • 整理番号:マ-2-6
  • 刊行日: 2006/06/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:592
  • ISBN:4-480-08975-6
  • JANコード:9784480089755
鈴木 日出男
鈴木 日出男

スズキ ヒデオ

1938年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。成城大学教授、東京大学教授、成蹊大学教授を歴任。現在、東京大学名誉教授。専攻、古代日本文学。著書に新編日本古典文学全集『源氏物語1−6』(共著、小学館、1994−98年)新日本古典文学大系19−23『源氏物語1−5』(共著、岩波書店、1993−97年)『古代和歌史論』(東京大学出版会、1990年)『古代和歌の世界』(ちくま新書、1999年)『王の歌 古代歌謡論』(筑摩書房、1999年)『万葉集入門』(岩波ジュニア新書、2002年)『源氏物語歳時記』(筑摩書房、1989年)『源氏物語の文章表現』(至文堂、1997年)『源氏物語への道』(小学館、1998年)『源氏物語虚構論』(東京大学出版会、2003年)『源氏物語引歌綜覧』(風間書房、2013年)『連想の文体――王朝文学史序説』(岩波書店、2012年)ほか。

この本の内容

ほんとうのことばの教育とは。教育混迷の時代に贈る「国文学の巨人」の三十年にわたる発言。

この本の目次

1 しあわせをつくり出す国語教育について―初期の文学教育論(文学教育の問題点
たどたどしい作文教室から―定時制高校の場合
幸福な生活を築く働き手となるために―高等学校の場合
しあわせをつくり出す国語教育について)
2 古典文学教育でいまなにが問題なのか―古典教育論(海さち山さち―神話と教育
「平家物語・橋合戦」―高校国語(乙)教材の研究 ほか)
3 “内なることばの国”建設のために―「現代国語」論・国語教育原論(国語教師・わが主体
西尾実における鑑賞理論の自己克服 ほか)
4 思考の型をつかむ―学習指導論(対概念を手がかりに読み解く―問いの系統化の試み
思考の型をつかむ―投げ込み教材の学習 ほか)

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