池上英洋
( いけがみ・ひでひろ )池上 英洋(いけがみ・ひでひろ):1967年生まれ。広島県出身。東京造形大学教授。東京藝術大学卒業。同大学院修士課程修了。著書に『西洋美術史入門』(ちくまプリマー新書)『残酷美術史』(ちくま学芸文庫)など多数。
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西洋には残酷美術の名画が数多くある。なぜこれほど凄惨な場面がくりかえし描かれてきたのか?そこに人間のどんな欲望と残虐性を読みとることができるのか?神話・聖書の怖いエピソードから、魔女狩り、子殺し、ペスト、拷問、処刑などの歴史上の事件まで、図版200点以上を収録。人間の裏面を抉り出す、衝撃の美術史。
第1章 残酷なる神話の世界
第2章 聖書の裏面
第3章 暗黒の中世―血ぬられたキリスト教世界
第4章 拷問と処刑―魔女裁判を中心に
第5章 殺人と戦争―なぜひとびとは殺しあうのか
第6章 さまざまな残酷芸術―病・貧困・ヴァニタス
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