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ちくま学芸文庫

バルトーク音楽論選

中・東欧やトルコの民俗音楽研究、同時代の作曲家についての批評など計15篇を収録。作曲家バルトークの多様な音楽活動に迫る文庫オリジナル選集。

定価

1,320

(10%税込)
ISBN

978-4-480-09839-9

Cコード

0173

整理番号

-48-1

2018/06/07

判型

文庫判

ページ数

288

解説

内容紹介

20世紀最大の作曲家のひとりであるバルトーク(1881‐1945)。彼はまた、ハンガリーやルーマニアなど中欧・東欧の各地で民謡を採集するという、民俗音楽研究者としての顔をもっている。音楽が無調へと向かい、より抽象化していく時代の中、バルトークはなぜ、そしていかにして民俗音楽を採集するのか?本書は彼が自ら採譜した民謡を楽譜つきで紹介・考察した論考のほか、コダーイ、ドビュッシー、ラヴェルなど同時代の作曲家についての批評、ハーヴァード大学で行われた講義録など計15篇を精選。文庫オリジナルのアンソロジー。

目次

1 民俗音楽研究(ブダペストでの講演
なぜ、そしていかに民俗音楽を採集するのか)
2 諸民族の音楽(ハンガリー人の農民音楽
スロヴァキア人の農民音楽 ほか)
3 作曲家論と同時代の音楽について(リストに関する諸問題
コダーイ・ゾルターン ほか)
4 講義と自伝(ハーヴァード大学での講義
自伝)

著作者プロフィール

ベーラ・バルトーク

( ばるとーく、べーら )

1881年、ハンガリー生まれ。幼少からピアノや作曲で才能を発揮し、ブダペスト王立音楽院で学ぶ。卒業後は同音楽院のピアノ科教授を務める一方、民謡採集のための調査旅行を行う。作曲家として『中国の不思議な役人』、『ミクロコスモス』、『弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽』などを作曲。ナチスの支配を逃れ1940年にアメリカへ移住。1945年ニューヨークにて没。

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