安野光雅
( あんの・みつまさ )安野 光雅(あんの・みつまさ):1926年島根県津和野生まれ。画家・絵本作家として、国際アンデルセン賞、ケイト・グリーナウェイ賞、紫綬褒章など多数受賞し、世界的に高い評価を得ている。主な著作に『ふしぎなえ』『ABCの本』『繪本平家物語』『繪本三國志』『片想い百人一首』などがある。2020年、逝去。
loading...
世界そのものが機械である現代において、世界のなかに機械が存在する物語たちが、不思議?ノレトロに思える。ついこの間には、未来派のシンボルであった機械が、いまレトロのコレクションとなる。森毅・解説。
引力の事(福沢諭吉)
私の懐中時計(マーク・トウェイン)
時計のネジ(椎名麟三)
メカに弱い男(サーバー)
自転車日記(夏目漱石)
瞑想の機械(ボンテンペルリ)
怪夢抄(夢野久作)
シグナルとシグナレス(宮沢賢治)
ナイチンゲール(アンデルセン)
両棲動力(A.アレー)
栄光製造機(ヴィリエ・ド・リラダン)
流刑地にて(カフカ)
To the unhappy few(渡辺一夫)
メルツェルの将棋差し(ポー)
金剛石のレンズ(F.オブライエン)
フェッセンデンの宇宙(E.ハミルトン)
実験室の記憶(中谷宇吉郎)
操縦士と自然の力(サン・テグジュペリ)
軽気球(ラーゲルレーヴ)
蓄音機(寺田寅彦)
天体嗜好症(稲垣足穂)
夢みる少年の昼と夜(福永武彦)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。