loading...

シリーズ・全集

ちくま哲学の森 2 いのちの書

——いのちの書

定価

2,243

(10%税込)
ISBN

978-4-480-30002-7

Cコード

0310

整理番号

1989/11/15

判型

四六判

ページ数

416

解説

内容紹介

私は百姓女・老いて 吉野せい/萩の花 宮本常一/死生 幸徳秋水/「ガリヴァー」の作者の死 中野好夫/拷問 ジャン・アメリー 他

目次

おばあちゃん(金子光晴)
私は百姓女/老いて(吉野せい)
暁を見る(ヘレン・ケラー)
最初のハードル(戸井田道三)
荻の花(宮本常一)
病床断想(吉田満)
或る遺書について(塩尻公明)
死生(幸徳秋水)
臨終の田中正造(木下尚江)
安吾のいる風景(石川淳)
「ガリヴァー」の作者の死(中野好夫)
狂気について(渡辺一夫)
絞首刑(オーウェル)
拷問(ジヤン・アメリー)
夏の花(原民喜)
穴ノアル肉体ノコト(渋沢龍彦)
墓(正岡子規)
チョウチンアンコウについて(梅崎春生)
牧歌(モーパッサン)
魂について(小泉八雲)
生きがいを求めて(神谷美恵子)

著作者プロフィール

鶴見俊輔

( つるみ・しゅんすけ )

1922-2015年。哲学者。1942年、ハーヴァード大学哲学科卒。46年、丸山眞男らと「思想の科学」を創刊。65年、小田実らとベ平連を結成。2004年、大江健三郎らと「九条の会」呼びかけ人となる。著書に『アメリカ哲学』『限界芸術論』『アメノウズメ伝』などのほか、エッセイ、共著など多数。『鶴見俊輔集』全17巻もある。

安野光雅

( あんの・みつまさ )

安野 光雅(あんの・みつまさ):1926年島根県津和野生まれ。画家・絵本作家として、国際アンデルセン賞、ケイト・グリーナウェイ賞、紫綬褒章など多数受賞し、世界的に高い評価を得ている。主な著作に『ふしぎなえ』『ABCの本』『繪本平家物語』『繪本三國志』『片想い百人一首』などがある。2020年、逝去。

森毅

( もり・つよし)

1928年東京生まれ。東京大学数学科卒業。京都大学教養部教授を長く務める。著書に『まちがったっていいじゃないか』(ちくま文庫)、『数学の歴史』(講談社学術文庫)、『対談 数学大明神』(安野光雅氏と共著、ちくま学芸文庫)ほか多数。2010年7月逝去。

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「シリーズ・全集」でいま人気の本

年末年始にいかがですか?