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ちくま文庫

解剖学教室へようこそ

解剖すると何が「わかる」のか。動かぬ肉体という具体から、どこまで思考が拡がるのか。養老ヒト学の原点を示す記念碑的一冊。 【解説: 南直哉 】

定価

704

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42161-6

Cコード

0147

整理番号

-6-6

2005/12/07

判型

文庫判

ページ数

224

解説

内容紹介

どうして解剖なんかするのか。気味がわるくはないのか。からだはどのようにできているのか。解剖すれば、ほんとうにそれがわかるのか。「動かぬ肉体」から説き起こし、解剖学の歴史を縦軸に、ことばの役割、ものの見方、心とからだの問題など、幅広い視野からヒトという存在を捉えなおす。養老センセイの、ここが原点。

目次

第1章 解剖をはじめる
第2章 気味がわるい
第3章 なぜ解剖をはじめたか
第4章 だれが解剖をはじめたか
第5章 なにが人体をつくるのか
第6章 解剖の発展
第7章 細胞という単位
第8章 生老病死

著作者プロフィール

養老孟司

( ようろう・たけし )

1937年神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士(解剖学)。『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。『バカの壁』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。同書は450万部を超えるベストセラー。対談、共著、講演録を含め、著書は200冊近い。近著に『養老先生、病院へ行く』『養老先生、再び病院へ行く』(中川恵一共著、エクスナレッジ)『〈自分〉を知りたい君たちへ 読書の壁』(毎日新聞出版)、『ものがわかるということ』(祥伝社)など。

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