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ちくま文庫

質問力

——話し上手はここがちがう

コミュニケーション上達の秘訣は質問力にあり! これさえ磨けば、初対面の人からも深い話が引き出せる。話題の本の、待望の文庫化。 【解説: 斎藤兆史 】

定価

572

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42195-1

Cコード

0181

整理番号

-28-1

2006/03/08

判型

文庫判

ページ数

240

解説

内容紹介

話し上手な人というのは、ネタのおもしろさや話し方のうまさもあるが、質問がうまくて相手からおもしろい話が引き出せる、という面を必ずもっている。逆に質問がうまければ、自分に実力がなくても優れた人から情報が引き出せる。話す内容をおもしろくするのは難しいが、質問は鍛えれば誰でもうまくなる、すなわち技化できるものなのだ。谷川俊太郎、河合隼雄、村上龍、黒柳徹子、ダニエル・キイスなどの対話名人から学ぶ技。

目次

第1章 「質問力」を技化する(「質問力」を鍛えるトレーニングメニュー
「質問力」の達人になる)
第2章 いい質問とは何か?―座標軸を使って(「具体的かつ本質的」な質問を意識する
頭を整理させてくれる質問 ほか)
第3章 コミュニケーションの秘訣(1)沿う技(「うなずき」から「言い換え」へ
相手に共感して深めていく「沿う技」 ほか)
第4章 コミュニケーションの秘訣(2)ずらす技(相手に沿いつつずらす技
ずらすコツは具体と抽象の往復運動 ほか)
第5章 クリエイティブな「質問力」(ダニエル・キイスと宇多田ヒカルの共感
相手の経験世界に沿うクリエイティブな「質問力」 ほか)

著作者プロフィール

齋藤孝

( さいとう・たかし )

齋藤 孝(さいとう・たかし):1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法。『声に出して読みたい日本語』(草思社)がシリーズ260万部のベストセラーに。『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』(ちくま文庫)、『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『頭がよくなる! 要約力』(ちくま新書)、『新聞力』(プリマ―新書)『こども「学問のすすめ」』(以上、筑摩書房)、『大人の語彙力』(角川新書)等多数。

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