ちくま文庫
新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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天理教から真如苑から伊勢神宮まで、日本各地の宗教団体の聖都(ばちかん)を訪ね歩いたルポルタージュ。人々はこぞって聖都に集まり、踊ったり祈ったり買い物をしたりおしゃべりをしたりしていた。そこは、日本で失われつつある、安心して、憩うことのできる共同体だったのだ。日本にはこんなにも多彩な世界があった。ええじゃないか、なかなか、という気分にさせる1冊である。
序章・オウム真理教―六年目の夏
天理教―おぢばという名の磁場へ
金光教―人もたちゆき神も立ちゆく
大本―霊界二都物語
世界救世教―あまりに天国的な
真如苑―霊能者のいる秘密の花園
善隣会(教)―おすがり王国の空高く
崇教真光―種人よ起て手をかざせ
天照皇大神宮教―「踊る宗教」歌説法の聞こえる里
出雲大社―神在月の浜辺
辯天宗―「走り辯天」の春
伊勢神宮―ご遷宮の夜が来るまで
生駒山系の神々―済州島は八百キロの彼方
松緑神道大和山―北の聖共同体
いじゅん―琉球にミロク世の風が吹く
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