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ちくま文庫

友だちは無駄である

でもその無駄がいいのよ。つまらないことや無駄なことって、たくさんもっていればいるほど魅力なのよね。

でもその魅力がいいのよ。つまらないことや無駄なことって、たくさんあればあるほど魅力なのよね。一味違った友情論。 【解説: 亀和田武 】

定価

638

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42309-2

Cコード

0195

整理番号

-5-4

2007/02/07

判型

文庫判

ページ数

224

解説

内容紹介

友だちってなんだろう?「友だちというものは無駄な時をともについやすものなのだ。何もしゃべることなぞなく、ただ石段にすわって、風に吹かれて何時間もボーっとしたことのある友だち。失恋した友だちにただふとんをかぶせる事以外何も出来なかった日。中身が泣いているふとんのそばで、わたしはかつおぶしをかいていた」。佐野洋子は友だちをこんなふうに思っている。

目次

子どもって、たいへんだったなあ(友人を必要としない人もいる
三角関係のバランスを学習したころ)
肉親ではない他人を求める時(いじめられたこと、よかったと思ってる
友情を育てるために遊んでいるんじゃない ほか)
それぞれの人生はじまってしまうものなんだ(好きな子のこと
少しずつ人生がはじまってきた)
自然にまた情が情を呼んじゃうんだよね(偽善を学ぶのも大事なこと
女の友だち ほか)
おとなになった私は女友だちとこんな話をしている(みんなが自分を誤解している?
人を傷つけた痛み ほか)

著作者プロフィール

佐野洋子

( さの・ようこ )

佐野 洋子(さの・ようこ):1938年生まれ。幼少時代を北京で過ごす。62年武蔵野美術大学デザイン科卒業。73年創作絵本『すーちゃんとねこ』でデビュー。『わたしのぼうし』で講談社出版文化賞絵本賞、『わたしが妹だったとき』で新美南吉児童文学賞、『わたし いる』でサンケイ児童出版文化賞、『ねえとうさん』で日本絵本賞・小学館児童出版文化賞、『神も仏もありませぬ』で小林秀雄賞等多数受賞。『100万回生きたねこ』『おじさんのかさ』など。エッセイ集『わたしの猫たち許してほしい』『ふつうがえらい』『シズコさん』『役にたたない日々』『死ぬ気まんまん』など。2003年紫綬褒章受章。2010年11月逝去(72歳)。

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