佐藤亜紀
( さとう・あき )1962年新潟県生まれ。91年「バルタザールの遍歴」で第3回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、デビュー。2003年「天使」で芸術選奨文部科学大臣新人賞、08年「ミノタウロス」で第29回吉川英治文学新人賞。その他の著書に「戦争の法」「鏡の影」「1809」「雲雀」「醜聞の作法」「金の仔牛」などがある。
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外国で友達を作ろうと思うな、美術館になぞ行く必要はない、無気力と停滞こそが夏場の旅行の醍醐味である―エッセイの名手でもある著者が、自身の留学/旅行体験をもとに海外旅行の常識を覆す。単行本未収録エッセイ収録。
旅の手引き
「外人術その一」アエロ・フロートに乗るのは何故正しいか
「外人術その二」金のない外人はただの不良外人である
ヴェネツィアの緋色
「外人術その三」雲助の群れ
ミュンヘンの王宮
「外人術その四」語学をどうしよう
ウィーンに還る
「外人術その五」カフェ探し
「外人術その六」蛇の道は蛇〔ほか〕
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